
#001【勝俣将樹さん】納得のWEB集客はお客様自身でできるように!好循環を生み出す未来を目指して!
ビジネスには正解がありません。だからこそ私を含め多くの起業家、法人は頭を悩ませて売上の向上、顧客の獲得にチャレンジしています。そんな時に頼りになるのがコンサルタントという職業の方々ですよね。今回取材させていただいた勝俣 将樹(かつまた まさき)さんは、Web集客とマーケティングのコンサルタントです。一見すると違いがわかりにくいコンサルタントの世界ですが、勝俣さんはご自身のビジネスを丁寧に解説してくださいました。勝俣さんから教えていただいたキーワードは「コンサルティング業は教育業」「納得解」、そして「好循環」。ビジネスに悩んでいる起業家様、法人の皆様に岡山の若きチャレンジャー勝俣さんの取組が届けば良いなと思います!
#01 お客様自身がWeb集客できるように
入船達也(以下、達也):まずは、かっちゃんの事業内容を伺ってもよろしいでしょうか?
勝俣将樹(以下、かっちゃん):Web集客のコンサルティングをしています。ざっくり言うとブログ付きのホームページを作成して、SEO効果を上げて、集客につなげていくという流れですね。

達也:ブログも更新するんですね。
かっちゃん:そうですね、ブログの検索ボリュームが一番重要だと思っています。Googleキーワードプランナーで調べると、検索ワードが毎月どのくらい検索されているか(検索ボリューム)を確認する事ができるんです。その中から月100~1000件程度の自社の商品サービスに合ったキーワードを見つけます。自社のブログ記事が、選んだキーワードで上位表示されれば毎月100~1000回見てもらえるわけです。
達也:なるほど、そうやってホームページの訪問者を増やすのですね。
かっちゃん:ただしあまりにも人気のキーワード、例えば「ダイエット」などは、競合が多くて競争が激しいので上位表示に時間がかかってしまいます。そこで月100~1000件程度で競合が少なく、かつ十分検索ボリュームがあるニッチなキーワードを狙っていくわけですね。
達也:そういったキーワード選びなどをコンサルティングで解決していくんですね。
かっちゃん:そうですね、ただ私のコンサルティングは、世の中のコンサルティングとはすこし違うと思うんですよ。
達也:といいますと?
かっちゃん:世の中のコンサルティングには色んなパターンがあると思うんですけど、代行業が多いと思うんですね。でも代行業だといつまでもお客様自身の力がつかない。なので私自身はコンサルティング業は教育業だと思っているんです。お客様が自分自身でできるようになってもらう教育を提供することをメインテーマにしている感じですね。
達也:はじめからお客様ご自身でWeb集客できるようにという目標を持ってコンサルティングをするんですね。お客さんに言われて、嬉しかった言葉にはどんなものがありますか?
かっちゃん:言われて嬉しかったのは「わかりやすい」という言葉ですね、最終的にはお客様自身で成果を上げていただくことがゴールなので、私自身もお客様へわかりやすくお伝えすることを重視しています。
達也:難しそうなテーマだからこそ、わかりやすいと言ってもらえると嬉しいですよね。
#02 納得解ってなんですか?
達也:かっちゃんのホームページを拝見して真っ先に飛び込んだ言葉が「納得解」でした。納得解ってなんですか?
かっちゃん:納得解を理解するにはまず反対の言葉をイメージすると分かりやすいです。納得解の反対の言葉は「正解」です。
達也:正解とは逆の考え方なんですね。
かっちゃん:ええ。正解を教えるのは先生ですよね。先生が教える正解は正論とも言えます。でも正論を言われて嬉しい人ってあまりいないんですよね。コンサルティングでも具体的にどう行動に移せばいいかわからない正論を話されても、「現場をわかってないな」といわれて行動や成果に繋がらない。
達也:コンサルタントさんのアドバイスが現場を無視したものだと、何も改善されませんね。
かっちゃん:そうなんです、そこでクライアントさんの状況に合わせて、ご本人が納得して行動できるような解決策を提案したいという思いで「納得解」にしました。

達也:なるほど、それで「納得解コンサルティング」なんですね。
#03 起業のきっかけは納得解?
達也:起業のきっかけも伺っていいですか?
かっちゃん:一番最初に起業したいと思ったのは、高校生のときでした。その時は漠然と経営者ってかっこいいなとか、会社の中で一番何でもできる人みたいな所に惹かれていました。
達也:誰しも憧れますよね。
かっちゃん:その後、大学で色んな経営者の方とお会いするようになって、話すうちに、そういう方たちをサポートできたらいいなって思うようになったんです。自分に何ができるかもわからないのに(笑)
達也:もともとサポーター体質だったのかも知れないですね(笑)大学卒業後は、すぐに起業されたんですか?
かっちゃん:いえ、企業の支援をするために地域の金融機関に就職しました。しかし入社してからはずっと本部勤務で直接お客様と関わることがなかったんです。経営企画も非常にやりがいのある仕事だったのですが、本当にお客様の役に立っているのか、銀行の利益追求になっているんじゃないのかといろいろ考えるようになったんです。
達也:もともとは経営者のサポートがしたかったのに、実感が持てなかったんですね。
かっちゃん:本当にお客様の役に立つ提案を直接お届けしたかったので。自分が納得できるような仕事がしたいという気持ちが湧いてきましたね。
達也:そこで念願の起業にチャレンジしたんですね。
かっちゃん:入社後5年で起業しようと思っていたんですが、5年2ヶ月で独立しました。
達也:高校生からの想いが、計画通りに叶っているなんて。まさにコンサルタントさんって感じですね。起業して働き方も変わったと思うんですが、良かったことはどんなことでしょうか?
かっちゃん:そうですね、やっぱり一番は納得できる選択ができることですね。
達也:自分自身で納得解を出せる!
かっちゃん:前職では私自身の勉強不足であったり、銀行の規模が大きすぎて指示をすぐに飲み込めないこともあったんですね。起業してからは、規模は小さくなりましたがご縁のあった方に本当にお客様のためになる提案ができるようになりました。それが本当に良かったなって思います。
達也:たしかに自分自身も納得して、お客様に向き合った仕事ができるようになるのは起業の魅力ですね。
#04 好循環を実現する!
達也:今後の目標や実現したいことについてお伺いしてもいいですか?
かっちゃん:私のミッションに「好循環」というのがあるんですが、好循環ってどんなイメージをお持ちですか?
達也:えー、自然の風景ですかね?昔、小学校の理科で習った雨が降って、川が流れて、海に出て、蒸発して雲になるみたいな。
かっちゃん:確かにそうですね。それもありますよね。私の考えている好循環は金融寄りなんですよ。

達也:どんなイメージなんですか?
かっちゃん:例えばAさんとBさんがいてお互いに10,000円持っているとします。持っているだけで何もしなければ、この2人の得ている価値は0ということになりますよね。
達也:確かにそうですね。
かっちゃん:だけどもし、お互いにお互いの商品を10,000円で商品を購入するとどうでしょう?最終的に持っているお金は10,000円ですが、得ているものもありますね。
達也:購入した商品サービスはお互いの手元に残ります。
かっちゃん:ということは、この2人の間にお金の循環が生まれているわけです。さらに価値も増えています。参加する人が多くなれば、お互いにお金を循環させながら価値を生んでいくことができるんです。
達也:参加するみんながお金を循環させながら、価値を生んでいくということですね。
かっちゃん:これが私の考える好循環です。またこの好循環の輪に関わる人が増えると、1人あたりの価値も大きくなってきますよね。例えば最初は取引が1人で10,000円だけだったのが、10人取引するようになったり、単価が上がったり。こうやって1人ひとりの価値が最大化すると、最も循環している状態になるわけですね。
達也:なるほど。
かっちゃん:ただし、この好循環は、誰かがスタートさせなくては始まらないんです。
達也:誰かが仕組みを作ったり、商品サービスを出品したり、購入したりしないと始まりませんね。それがかっちゃんが実現したいということですか?
かっちゃん:そうですね、具体的には。。。
(具体的なビジネスプランの部分は、編集者権限で割愛させていただきます。起業家様とお客様をつなぐ新しいプラットフォームをご検討中でした。非常に面白いプランであったため、ぜひかっちゃんに会われた方は直接聞いてみてください。)
達也:なるほど、このプラットフォームの中心にかっちゃんがいるんですね!
かっちゃん:そしてここからが独特だと思うんですが。。。
達也:独特ってなんですか?
かっちゃん:実は私はいなくなりたいんです。
達也:えー!せっかくかっちゃん主催の好循環プラットフォームを作ったのにですか?
かっちゃん:そうなんです、最初にお話しましたが私は「コンサルティング業は教育業」だと思っているので、最終的には参加者自身で運営できるように手を離したいんですよね。
達也:参加者自身が好循環を理解し、実践するプラットフォームの形成ですね。これは壮大な計画ですね!
#05 趣味はボードゲーム
達也:すこしプライベートなことも伺わせてください!まずはご結婚おめでとうございます!
かっちゃん:ありがとうございます!
達也:新婚生活は落ち着きましたか?
かっちゃん:そうですね。1年ほど前に生活し始めて、1年経ったので結婚となりました。
達也:起業家の旦那さんなので、苦労も多いですよね。
かっちゃん:家事とかも結構しんどかったりすると思います。以前に「私は仕事を頑張るから奥さんには家事を頑張ってほしい」という話をして、今ではすごく支えてくれていると感じます!
達也:奥さんの話をするときは笑顔が溢れていますね!ぜひ結婚式も伺わせてください!続いて趣味の話も伺っていいですか?
かっちゃん:趣味で一番に上がるのは、ボードゲームですね。
達也:トランプとか、オセロとかですか?
かっちゃん:実はボードゲームってめちゃくちゃ種類があって、子供から大人まで楽しめるように様々な難易度のものもあるんです。じっくり考える系のものやみんなでワイワイできるものもあったりして。
達也:かっちゃん自身はどんなゲームが好きなんですか?
かっちゃん:じっくり考える戦略系のものが好きなんですよ。
達也:特にお気に入りのゲームはありますか?
かっちゃん:「カタン」というやつなんですけど、これは世界大会が開かれるぐらいメジャーで戦略性の高いボードゲームなんですよ。運と戦略のバランスが非常に重要で、どちらかだけでは勝てないんですよ。
達也:ぜひ今度教えて下さい!
かっちゃん:もちろん。ボードゲームが好きすぎて毎月1回ボードゲーム会をやっているんですよ。

達也:同じ趣味の方と盛り上がっているんですか?
かっちゃん:どちらかというと福祉寄りで。障害を持たれている方や生きづらさを抱えているような人でもボードゲームを通してコミュニケーションできたり、人と関われたりするっていう。安心・安全な場所を作っていくような場所として運営しています。
達也:ボードゲームを通じたコミュニケーションって素敵ですね。どれくらいの規模でされているんですか?
かっちゃん:2年くらい続けていて、毎回定員は10名なのに最近はキャパオーバーしてきてしまって。ゲームを仕切るスタッフ2名とでは回らなくなってきています。

達也:参加者が多くなるのは嬉しい悩みですね。今後、規模は拡大していくんですか?
かっちゃん:そこがちょっと難しいなと思っています。参加される方は高校生から50代までと幅広くて、障害を持たれている方もいらっしゃるんですよね。なので、適切に場を仕切るとなるとスタッフもかなりバランス感覚が必要になってくるんです。なので、一旦はこのままの規模で行おうと思っています。
達也:参加者想いな会なんですね。趣味でも困っている方のサポートをされているとは驚きました!最後に一緒にお写真を取らせてもらってもいいですか?
かっちゃん:何枚でもいいですよ(笑)

#06 編集後記
今回は、かっちゃんこと勝俣将樹さんをご紹介しました。根っから人をサポートするのが好きで、コンサルティングという名の教育を通して、人の成長を心から願っている素敵な方でした。ホームページで発信されている言葉の一つ一つにきちんと意味があって、お話を聞くだけでも経営やマーケティングの勉強をしているような印象を受けました。
そして何よりも人当たりの柔らかさ、誠実さ、想いの深さをお話しながら感じることができました。かっちゃんに興味を持たれた方はぜひSNSのフォローやお問い合わせから、お話してみてください!
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